2009/03/26

Victoria3 & Aiko3

 V4とA4の紹介をしてしまったので、ここはやはりV3とA3についても紹介しておかねばなりません。まっ、ついでだからなっ!!(帽子男風)

 Victoria3はVictoria4の前身にあたるフィギュアですが、長い間POSER界を代表するフィギュアとして君臨していたので、アイテム数も豊富で、愛用者もたくさんいらっしゃいます。私が人形弄りを始めた時は既にV4時代真っ只中でしたが、フィギュアは別に古いからといって使えなくなるものではないので、今でも現役バリバリで使用できます☆

*DAZ Victoria 3(V3)
一世代前の代表的人体フィギュア。
歴史が長いので素材も豊富。


 そしてV3のアニメキャラ版ともいえるのがAiko3です! こちらはV3以上に人気が高く、今でもAiko3こそが唯一無二の美少女フィギュアであると唱える学者さんやお医者さんが後を断つとか断たないとか…(嘘ぴょん)

 かくいう私も最初はV4A4があれば十分と思っていたのですが、アニメ作りなどにチャレンジするうち、V3A3の方が動作が軽い!、絵に描いたようなメイド服やセーラー服などの衣装が揃ってる!、といったあたりでひっかかり、以後Aiko3は私にとっても最も良く利用するフィギュアの一つとなったのでした。

 A3は最近になって拡張キット(モーフ)やセーラー服込みで無料になりましたので、今からフィギュア遊びを始められる方には断然オススメです!! V4とA4の関係と違ってV3とA3は独立していますので、それぞれ必要な方だけ入手すればOKです。

*DAZ Aiko 3(A3)
根強い人気のアニメ系人体フィギュア。
本体、モーフ込み無料で超お得!


 その他、これより前のVictoria2とか無印Victoriaとか、Stephanieとか、The Girlとか、男性フィギュアのMichaelとかDavidとか、Hiroとか、まだまだたくさんのDAZフィギュアが存在します。DAZ以外のフィギュアも勿論たくさんあるのですが、大抵はPOSERでの使用のみを前提に作られているので、DAZ Studioで使った場合に綺麗に描画できるテクスチャがなかったり、体型が変えられなかったりする場合があるので要注意です。まっ、自分でいろいろ試してみるしかないんですけどね…。

 というわけで、魔術子の可愛いお友達、アリスちゃんの絵を貼ってDAZの美少女フィギュア紹介シリーズ(だったの?)を終了したいと思います☆


*体育の授業中にニモラップを召還するアリス
(どんな状況だよ…)

2009/03/25

Victoria4 & Aiko4

 本ブログの画像制作で使用しているDAZ Studioは元来「POSER」というソフトの互換ソフトとして開発されたものなので、使用するフィギュアは「POSERフィギュア」などの名称で呼ばれます。その中でもDAZ Studioの開発元であるDAZ 3Dが製作したフィギュアのことは「DAZフィギュア」などとも呼ばれますが、POSERフィギュアもDAZフィギュアもどちらもPOSER、DAZ Studioの両方で使用することができます。

 そして、DAZフィギュアの中で現在最もメジャーな人体フィギュアの一つが「Victoria4」です。「Victoria4 ベース」と呼ばれる本体は無料で入手でき、これに「モーフ」という拡張キットを加えることで、同じ人形から様々な顔や体型、表情を作り出し、全然別の人形のように仕立て上げることができるようになるのです!!

*DAZ Victoria 4(V4)
現在最も有名な人体フィギュアの一つ。
対応アイテムが非常に豊富。


 Victoria4がリアル志向なのに対し、アニメ系を代表するフィギュアが「Aiko4」です。こちらは現実にはありえないような少しデフォルメされた形状が特徴です。ただ、ややこしいのですがこのAiko4はVictoria4の拡張キットのようになっていて、Victoria4のベースにAiko4をアドオンして使用します。私も最初は何が何だかわかりませんでしたが、とりあえずVictoria4さえ持っていれば難しいことは気にせずともAiko4を使うことができます。

*DAZ Aiko 4(A4)
アニメキャラ系フィギュアの代表選手。
Victoria4が必要。


 あとは髪とかお洋服とか小道具とかパンティーとかブラジャーとか体操着とかスクール水着とか、自分の嗜好にあったアイテムを入手し、ひたすら欲望、ないしは信念の突き進むままにキャラクタ作りに没入すればOKです。女子高生から若妻、熟女、ニューハーフまで自由自在です!!

 というわけで、先日紹介したLovecraftフィギュアなどと異なり、一体から無限のキャラクターを作ることができるので大変便利です。お洋服も有料無料問わず大量に流通していますので、人形好きには欠かせない、着せ替え遊びも存分に楽しめますよー☆

 ……とここまで書いて、当サイトの主人公、魔術子のベースフィギュアのことをまだ一度も書いていないことに気付きました。魔術子はStudio MAYAさんが製作している「Ball Joint Doll」というフィギュアを使用しています。文字通り、3Dフィギュア界唯一無二の球体関節人形フィギュアで、これがなかったら私はそもそもこんなこと(3DCG)を始めていなかったでしょう。

*Ball Joint Doll(BJD)
球体関節人形フィギュア。
BJD、BJD Type2の2種類あり。


 DAZフィギュアなどと比べるとマイナーな存在のため、対応するお洋服などが少ないのが寂しいところですが、この球体関節ボディは何物にも変えられません!!

 BJDには最初から多数の変形パラメーターが組み込まれているので、本体だけ買ってすぐにキャラチェーンジっ!作業に入ることができますが、サードパーティー製の拡張キット(モーフ)を導入することで更に大胆なカスタマイズも可能になります。

 誰か、魔術子用のローブ作ってくれないかなー。
 
 あと、体操着も…(ボソッ)

2009/03/23

エノクの天使たちとの夕べ

 現代魔術界の重鎮、Lon Milo DuQuette(ロン・マイロ・ドゥケット)氏の来日公演が開催されます。



ロン・マイロ・ドゥケットとエノクの天使たちとの夕べ
- Lon Milo DuQuette's Night with Enochian Angels -


 ロン・マイロ・ドゥケット氏は「オカルト界のマーク・トウェイン」と呼ばれ、マジック (magick)、タロット、霊魂、悪魔、さらに古代と現代の西洋神秘主義者による超自然的な実践をテーマにした15冊の著書 (10カ国語に翻訳されています)を持つ作家です。世界中を旅する学者であり賢者でもあるドゥケット氏は、何十もの都市を訪れ、多くの人々に対して魔術師や魔法使い、そして霊魂を呼びよせる人々の行いについて講演活動を行ってきました。・・・それに、彼はギターも弾くことができるのです。ロン・マイロ・ドゥケットが東京にやってきます。それもエノクの友人たちを引き連れて。

【日 時】2009年4月26日(日) 17時開場 18時開演
【チケット】LAWSONチケット(L-CODE:34039)
      tel 0570-084-003(24時間受付)
【場 所】SuperDeluxe
      東京都港区西麻布3-1-25-B1F  tel 03-5412-0515
【料 金】前売り5,000円 / 当日6,500円
【主 催】Thelesis Aura Publishing Group



 Thelesis Auraの社長さんが直接魔術堂にフライヤ-を持ってきて下さいました。エノク魔術の実演! これはなかなか見れないですよ!? というか、エノクの天使も一緒にご来日ですとなっ!?

 いいなぁー、私も天使さんとお友達になりたいなぁ~☆

 ちなみに講演は日本語での通訳を介して行われるので、英語わかんないよ!という方でも大丈夫とのこと。天使さんたちの天使語も通訳されるかも!?


*ベイカーストリートでDuQuette氏の来日を知るLovecraftと魔術子(嘘)


*画像内のポスターはイベントのフライヤーをスキャンしたものです。
(Flyer Design by 飯塚友佳子)

2009/03/20

DAZ Skeletons


 このブログは、魔術子とその愉快な仲間たちが繰り広げるオカルトCGワールドに文章を添えて掲載するという形式が原則なので(初耳アワー)、早いところキャラクターをどんどん登場させなければなりません。…と、いうわけで、ラヴクラフト先生に続く新キャラはスケルトンですっ!!

 骸骨の姿はもはや全人類共通のアイコンですので、特にキャラクター・デザインの必要もなく、というか、どのようなキャラクターにでも変貌できる万能キャラの一人と言っていいでしょう。オカルト、魔術、ホラーなどがテーマの魔術子ワールドにとってもふさわしいのに加え(建て前)、何よりフィギュアの読み込みやレンダリングが速いんですっ!!(本音)

 レンダリングとは3DCGソフト上でフィギュアの形や光の設定などを計算して画像化する作業のことで、レンダリングが速いということは、要はカメラのシャッターを押してから画像が表示されるまでの時間が速いということになります。デジカメなら一瞬ですが、3DCGの世界では数十分、数時間、或いは数日かかるような場合もあります。

 これはライトの数やフィギュアの数など様々な環境によって変わってくるのですが、時間を食いやすい要因の一つとして、髪の毛や皮膚のような複雑なテクスチャ(質感)が含まれていると計算に時間がかかるということがあります。その点、全身プラスチックの塊のような骸骨さんは都合が宜しいのであります☆

 今回登場している骸骨はDAZ 3Dの「V3 & M3 Skeletons」というフィギュアですが、解剖学的にも正しく作られているそうで、病院の人体模型のように医学のお勉強や学術的研究用としても使うことができるという優れモノなのです!! もしかすると魔術子の遊び相手とかさせてちゃいけない代物なのかもしれませんっ!! でも、気にせず使いますっ!!

 ちなみにVictoria 3、またはMichael 3というメジャーな人体フィギュアと互換性をもっているので、多数出回っているV3&M3用のお洋服を着せることができるのも良いですね。骸骨が服着るなよって話ですが……。

 そしてこの人体&スケルトンにマッスルマップという筋肉テクスチャを組み合わせれば完璧なる人体の不思議展が完成します。私もこの3点セットはしっかりと揃えました。勿論、魔術子に医学を勉強してもらうためですがね……フフフ(お前が勉強しろ)


*オカルトグッズ問屋にて仕入れ交渉中の魔術子

2009/03/18

魔女のオーケストラ

 来る4月5日(日)、魔女のオーケストラさんのコンサートが開催されます。
歌あり、演奏あり、お芝居ありのこのコンサートですが、私は今回、グッズ販売コーナーで商人の役を演じさせていただきます。…というか、実際に売ります(^^)

【イワシの埋葬】
~ミサ・フラメンコ、スペインの迷信をテーマにした古臭い歌劇と、口を噤まない娘の詩集~

【日 時】2009年4月5日(日) 18時00分開場 18時30分開演
【場 所】場所・同仁キリスト教会
  (護国寺駅・徒歩10分 東京都文京区目白台3-10-9 TEL03-3943-1879)
【入 場】前売り1500円 当日1800円
【演奏曲目】魔女の音楽、フラメンコなど
【演出家】黒実 音子
【演 奏】魔女のオーケストラ
【協 賛】魔術堂、くらやみどんぐり

暗 い 情 熱 、 地 を 這 う 愛 で 、 墓 場 の 虫 達 も 踊 り 出 す 。

墓 場 の フ ラ メ ン コ 、フ ァ ド 、タ ン ゴ か ら 、
教 会 で 歌 わ れ る 信 仰 の カ ン テ 、魔 女 達 の サ ン バ ま で 。
イ ベ リ ア の 迷 信 を 歌 う ラ テ ン 魔 女 達 の 音 楽 ・ ・ ・

黒 実 音 子 の オ リ ジ ナ ル 文 学 、
ス ペ イ ン 墓 地 で の 妖 し い 一 夜 を 描 い た 物 語
「 イ ベ リ ア の サ バ ト ・ 第 2 書 簡 」 か ら 抜 粋 し た 朗 読 劇 も 企 画 中 。

ベ ン ガ 、 バ イ ラ モ ス 、 フ ラ メ ン コ ! !

 …というか、まだこのブログ見てる人ほとんどいないと思うので、告知の役割はあまり果たせそうにありませんが。

*スペインの首都マドリードの地下鉄構内に貼られた演奏会のポスター(嘘) 


是非ご来場くださいませ♪

2009/03/17

H.P.Lovecraft

 魔術子ばかりでは寂しいので、魔術子のお友達たちもどんどん紹介致しましょう。ここでいう友達とは「フレンド」の意味にあらず、ライバルや魔物、家族、先生などなど、魔術子と一緒に「まんが おもしろ魔術教室」に出演することになる(大嘘)、いわば「魔術子タウンの仲間達」といったところでしょうか。

 で、写真の人物こそ、かのクトゥルー神話の創作者、魔術関係者ならかなりの人が知っているであろう、H.P.ラヴクラフトその人! ……の3Dフィギュアなのですっ!!

 通常、人物フィギュアは「ベース」と呼ばれる人形本体に対し、骨格を変形させて自分好みの顔にしたり、肌や目の質感を変化させたり、服装や髪型を自由に組み合わせるなどして、既製の人形でありながら自分好みのキャラクターに仕立て上げる、ということができるようになっています。

 しかし、このフィギュアは「H.P.ラヴクラフト」という固有名詞で商品化されているだけあって、このような変形のオプションはほとんど用意されておらず、表情パラメーターも「笑顔」と「しかめっ面」の2種類(笑)という超シンプルな構造になっています。参考までに、しかめっ面パラメーターをマイナス方向にいじると、ストリップ鑑賞中のオヤジ顔になるのでオススメです☆(何のおすすめだ) 
 ちなみにボディがそのままスーツになっているため、裸にもなれません。ならなくていいですが…。

 なので、単に男性フィギュアのバリエーションを広げようという人にはあまりおすすめできませんが、私のようにラヴクラフトその人をずばり登場させたい場合にはまさに最高の一体なのであります。
 
 …が、しかし! 惜しいことに一張羅のスーツでさえもちょっとポーズとるとすぐに破綻してしまいがちという、根本的かつ致命的な問題があるため、動画やアクションシーンにはあまり向きません(涙) …なので「トワイライトゾーン」とか「ザ・ハンガー」の冒頭で語るホスト役みたいな地味な役でいずれ活用しようと思っています。(いつのことやら…)


2009/03/15

Creatures of the deep

 3Dフィギュアを使って絵やアニメを作ろうとするなら、当然のごとくフィギュアを集めなければなりません。ここでいうフィギュアとは人形のことのみならず、衣服や小道具、建物、背景など様々なものが含まれます。

 私は「ガラスの仮面」のように際限なく続く超長編国民的アニメを作ろうと思っているので(大風呂敷ひろげ過ぎ)、舞台セットやサブキャラなど膨大なフィギュアが必要となります。しかし何でも考えずに買えるほど裕福ではないので、1日限定でフリーで配布とか、数時間限定で大安売りされるフィギュアなどには常に目を光らせています。

 そんな中、本来15ドル相当のものが1.99ドルで売り出されたのが写真の魚。
 (DAZ 3Dの「Creatures of the deep」by Stonemason)

 写真のやつ以外にもう1種類含まれた2匹セットです。魚(化け物ですが)なんて使う機会あるかなー? と思って普通ならパスするところですが、今回は先着100名には1ドルキャッシュバック、つまり実質0.99ドル!ということで買ってみました。考えたらクトゥルー神話系のモンスターとして使えそうなのでこれはなかなか良い買い物だったかな!?

 よーし、こいつはいずれ悪の組織が放った刺客の一体として、魔術子と熾烈なバトルを繰り広げさせることとしよう。海中での魔術バトル、楽しみだぜっ!!



 ………って、あれ!?
 




 わー!! 魔術子、それ拾ってきちゃダメーーッ!! (><)

2009/03/13

DAZ Studioで人形遊び


 今日は無料の3DCGソフト「DAZ Studio」を使った正しいお人形遊びの仕方を紹介しましょう。上の画像はDAZ Studioを起動して魔術子を読み込んだ状態です。さぁ、今日も一緒に遊ぼうねー☆(キモいとか言っちゃダメッ!)


 暫くほっておくとお人形が話しかけて来ます。本当は画像のような文字は出ませんが、あなたの心に直接話しかけてきますので、DAZ Studioのユーザーの方は「あれ? うちのと違う!?」などと思わずにじっと心の耳を澄ませてみてください。彼らはきっと何か言っていますよ……フフフ(キモッ!)


 「わかったわかった、今カメラ持ってくから先に行っててよー。」
 魔術子は魔女だからオークの木が大好きなんだよね。さっきこっそり配置して置いたのだ! 今日は魔術子の木陰写真バッチリ撮っちゃうぞー!


 DAZ Studioは一般的な3DCGソフトの機能を一通り備えていますので、人形が準備しているうちにしっかりとセットアップを済ませましょう。現実の写真撮影同様、カメラや照明を配置してパラメーターを設定します。あんまりお人形を待たせてはいけません。


 うん、わかってるってー。…て、あれ? そのケルト十字どっから持ってきたの?? うん、でもやっぱり魔術子は墓石が良く似合ってるねー。ハイ、チーズ!!




 ポートレートの出来上がりー☆




 (註:このブログは嘘と虚飾にまみれています。検索などで迷い込んできた方は要注意!!)

 

2009/03/12

魔術子、デビュー!?


 ブログ開設早々、魔術子の新しいお仕事が決まりましたっ!!

 占い&開運専門誌にて魔術子コーナー掲載決定です!! …いや、実際のところは元々連載させてもらってる魔術堂コーナーを魔術子コーナーにすり替えてもらうようおねだりしただけなんですが…。こういう交渉をしているとあたかも芸能プロダクションのマネージャーになったみたいな気分ですが、やはりこういう仕事はタレントへの愛が何より必要だと実感いたしました☆(嘘くさい…)

 しかし、当初の目論見では毎月文章書くネタがなくなってきたので偽魔術子画でごまかそうという算段だったのに、結局文字数はそのまま+魔術子画一枚(台詞付き)という、かえってやることが増えただけというオチがついてしまったのでした。さすが、人使いがお上手でいらっしゃる…。まぁしかし、愛があるから大丈夫ですよ、社長!!

 というわけで、約2cm前後というマイクロサイズながら無事全国誌デビューを果たすこととなり、芸能マネージャーの私としても(いつからだよ)感無量です。これを礎に今後は第二、第三の魔術子を育て上げていきたいと思います。(主旨変わってんじゃん)

2009/03/10

偽魔術子


 前回の写真を見て、本物とCG似てないじゃん? と思った方もいるでしょう。
 ……いや、現時点ではまだ誰もそんなことは思っていないはずです。なにしろこのブログ、まだ公開してないからなっ!!(エッヘン)
 誰も見ていないと知りながら、それでも語りかけ口調で書いてしまうのは、やはり私のエンターテイナーとしての資質ということでしょうか…(またまた大嘘)

 ご指摘の通り(してないっての)リアル魔術子と偽魔術子のルックスには大きな隔たりがあります。しかしこれは、例えていうなら漫画のブラックジャックと加山雄三のブラックジャックがどちらもブラックジャックであるように(認めたくないが…)、或いはぴちぴちピッチの宝生波音と寺門仁美がどちらもマーメイドプリンセスであるように(違います)、どちらも魔術子ということでここは一つ、宜しくお願い致します。

 何をお願いしてるのかわかりませんが…。

2009/03/08

魔術子


 最初なので、一応当ブログの主人公(?)、魔術子について書いておきます。

 魔術子(まじゅつこ)は人形作家の森馨さんに作っていただいた球体関節人形で、CGではない実在の人形として存在します。なぜこんな名前かというと、元々私がやっているオカルトショップのイメージキャラクターとして製作していただいたからで、実は単なる人形ではなく、魔術を自由自在に駆使することのできる魔術人形なのです!!(いきなり大嘘)

 で、私はその魔術子の写真でスライドショーとか作って楽し~く遊んでいたわけですが、ある日自分のパソコンに「写真の顔に表情をつけられるソフト」(Vaioにプリインストールされてるやつ)が入っているのを見つけていじってみたらなんと! 魔術子が笑ったり怒ったりするではありませんかっ!!

 感心した私は、「おまけで付いてるソフトでこんなことができるなら、有料ならもっといろいろなことができるソフトがあるに違いない! 金なら払うぜ、大人だからな!!」、などと意気込みつつ果てしない検索の旅へと出発したわけですが、そこで見つけたものはおよそ数十万円するソフトウェア、しかもそのソフトを使うためには更にもう一つ別のソフトウェアが必要でそっちは約百万円だとか!?

 ・・・この時点でほぼ旅は終わりかに見えたのですが、いろいろと関連サイトを眺めるうち、3Dフィギュアをパソコン内で弄って遊ぶソフトの世界が結構盛況なようだと知り、最初の目的も忘れていろいろと調べ回りました。そして最終的に、「これで魔術子を再現すれば、魔術子主演のアニメとか作れそうじゃん?」という考えに至り、以下、3Dフィギュアを使ったお人形遊びの世界へと足を踏み入れることとなったのでした。

 ちなみに私が主に使用しているソフトウェアはDAZ Studioというソフトで、ソフト自体はフリー(無料)で使用できるものです。機能を拡張するソフトや、肝心の人形データなどは有料になりますが(無料のもありますが)、それでも実際の人形遊びでお洋服とか買い集めるのに比べたら結構リーズナブルに遊べると思います。

 というわけで、一応の前書きはこの辺にして、以下適当ブログとして進行させていただきます(_ _)


まえがき


 3DCGというものに出会って1年がたとうとしている。3Dとは3次元のことであって、CGとはコンピューター・グラフィックスの略である。つまり3DCGとはコンピューター上で描かれる立体物ということになると思うが、詳しいことは知らない。要は、私がパソコンの画面の中で人形遊びをするようになって1年がたとうとしているということだ。

 バービー人形や球体間接人形を愛好する人の中には、着せ替えや写真撮影を楽しんでいる人も多いことだろう。3DCGとは私にとってまさにこの行為をパソコンの中で行うためのものであって、アートとか、建築とか、シミュレーションとか、たぶん3DCGという言葉に含まれるであろうその他の側面は私にはほとんど関わりがない。

 このブログは、そんな人形遊び好きの初心者が、CGの人形を使ってアニメを作りたい!という野望実現のため奮闘する一部始終を、自分用の覚え書きを兼ねて赤裸々に記すものである。



 ・・・・・・という冗談はさておき(冗談かよ!)

 このページは管理人が今流行の「ブログ」というものに慣れ親しむために適当に運営するものです。

 どうぞ宜しくお願いいたします(_ _)