2009/08/31

DAZ StudioでBL遊び

 さぁ、今日も3DCGソフト「DAZ Studio」を使ったお人形遊びの世界を紹介しましょう。今回は巷で話題のボーイズラブの世界にチャレンジ!! ご興味の無い方は男子フィギュアを女子フィギュアに置き換えてお楽しみください。


1.イケメンの男子フィギュアをロードします。


2.フェミニンな男子フィギュアをロードします。


3.大道具を配置して舞台を設定します。


4.心の赴くままにポーズを作りこみます。


5.細部をクロ-ズアップして表情の設定や服の破綻がないかなどを確認します。


6.演技を人形に委ね、シャッターチャンスを伺います。


「魔術なんか使わなくたって、お前を俺に惚れさせてみせる。必要とあらば、俺は73人目の悪魔にもなろう」

「…なんだ、もう術かけられたのかと思ってた。それじゃあ、この気持ちは僕自身の気持ちなのかな?」

「………?」

「大好きだよ♪」


いまだっ!! シャッター、チャーンスッ!!!



 魔術子、邪魔しちゃダメーーーッ!!!!

2009/08/23

Orne Museum


 meshboxのMiskatonic University R2バージョン第二弾、Orne Museumが届きました。コンプリート・エディションのユーザーには各セクションが完成次第ダウンロード・アドレスが送られてくるという仕組みです。元々使いづらいのは承知のうえで旧バージョンを買っていたので、改善版のR2がタダで全て入手できるというのは本当に嬉しい!

 とはいえ、屋根は消せて扉も開くようになったけど壁は相変わらず四方向一緒になっていて一面だけ消せないとか、表面の質感設定(シェーダー)はほぼ全部自分で設定し直さないといけないとか色々不満点はあるものの、むしろその問題の原因を調べることによってスキル上昇したことも少なくありません。

 で、早速テストレンダリングを…とかやっていたら、DAZ 3Dから新フィギュア"Freak 4"の発表がありました。Freak4は超人ハルクみたいな超マッスル系フィギュアですが、Michael 4用のモーフなので使うにはMichael 4が必要です。

 個人的にこのFreakのキャラクター自体には興味が無いんですが、Freakグッズは基本的にMichael 4に使えるので、マイケル用と考えても今回発売された"Freak Pro Bundle"はお買得です。DAZのフォーラムでも「グレート・プライス!」など絶賛の声が多数あがっていますが、本当にその通りだと思います。私も早速Pro Bundleをダウンロードして、中年男子を一体制作! Orne Museumのテスト撮影に合流していただきました。


 ミスカトニックは今回、小道具類が一新されているのも地味に嬉しい点です。その中の一点がご存知、パズズ!! いやー、これ単体でのレンダリング画でも十分サイトの挿入画などに使えますねー。ちなみに付属のテクスチャは極めてシンプルなものなので、画像のような質感にするには自分で設定するなり、適当なシェーダープリセットを適用する必要があります。

*Pazuzu
アッシリアのデーモン、パズズ。映画「エクソシスト」で超おなじみ!!

 他にエジプトのスフィンクスや南米系の石像やお面など、世界中の遺跡をごちゃまぜに収集したうさんくささがいかにもミスカトニック風で良いですね。世界中のオカルトが集結する夢の博物館というわけです。ちなみに"Orne"とはフランス語で「飾る」というような意味だそうです。何でフランス語にしたのか不明ですが…。


 そして多数の怪しい絵もこのシリーズのポイント!! オカルティストの書斎を彩る(博物館だけど)妙な絵プロップが多数収録されています。
 尚、魔術子が右手に持ってる魚はこのセットのものではなくて、Stonemason氏のフィギュアです。暫く見ないと思っていたら、こんなところにいたのかっ!!

《click to zoom》
オルネ博物館へようこそ!!


…ねぇ、魔術子、
博物館の展示物勝手に持ち歩くと怒られると思うよ……。

2009/08/20

New Rose Hotel


 アーシア・アルジェント完全制覇の旅も佳境に入り、いよいよ国内未公開作品に着手。日本語字幕なしで洋画を楽しめるほどの語学力はないのですが、我らがアーシアちゃんのお宝映像を発掘するためならエンヤコラッ!!

 さて、その1本が「New Rose Hotel」ですが、ウィリアム・ギブスンの小説が原作だそうなので、映画の前に原作を読んでみることに。ちなみにサイバースペース(電脳空間)という言葉はこのウィリアム・ギブスン氏の造語だそうで、「マトリックス」とか「攻殻機動隊」とか、そっち方面(どっち?)のジャンルに絶大なる影響を与えた超偉大な作家様とのことでございます。

 小説は日本語訳があったので早速入手してみたところ、これ、短編で30ページしかないじゃあーないですか!? しかも台詞とか全然ないし…。
 しかし読んでみると確かに1時間半の映画になるくらいの物語は詰まっております。原作は主人公が過去を回想して出来事を語るという形になっていますが、映画では実際に時間軸に沿って話が進行します。

 感心したことに、終盤、映画の最初からそこまでにあった出来事を主人公が回想し始めるわけですが、ここからの流れこそがまさに原作そのもの!! 追っ手から逃れ、場末のカプセルホテル「New Rose Hotel」に身を隠し、怯えながら今までの出来事を思い返す主人公。映画では主人公の体験を既に我々も見て知っているので、こっちも主人公の気持ちが一緒に味わえるというわけです。


 それから、この映画にはヒロシ役で天野喜孝氏が、ホサカの重役役で坂本龍一氏が出演しております!! ビックリ!!

 ホサカというのは世の中のエッジ(最先端)を牛耳る巨大企業の名前なのですが、坂本氏を含めホサカの社員がスーツに付けている社員章がカタカナの「ホ」の形のバッジです。「アホか!」と思わず突っ込みたくなるところですが、日本語流のはねを含まない直線形の「ホ」は十字架の脇の下から何かが放出されているように見えて、意外とオカルティックな格好良さがあるのでした。このパターンだったら漢字の「米」とかもイケそう!?

 ところで、私の見た「New Rose Hotel」のDVDには特典としてクイズが収録されています。これは正解したら隠し映像が見れるに違いないっ!!と思って、苦手な英語にも関わらずトライアンドエラーを繰り返すこと数十分、ようやく全問正解したと思ったら、何と「あなたはホサカを出し抜いた!」みたいな一文が表示されるだけ!! しかも出題と同じ普通サイズの標準フォント!! チクショーッ!!!!

 というわけで、アーシアちゃんのお姿さえ拝めればそれで満足と思っていた本作ですが、予想外にいろいろと楽しめました☆ ちなみに「New Rose Hotel」のDVDはリージョン・フリーなので国内のデッキでも視聴できます。原作読んでれば英語わからなくても全然オッケーだと思います。


 そしてついでですが、同じ監督、同じウィレム・デフォー主演で「Go Go Tales」という映画も作られていて、これにも我らがアーシアちゃんが出演しています。こちらは場末のストリップ劇場を舞台にしたコメディですが、アーシアちゃんのストリップ・シーンが拝めるので、これまたファン必見でございます!!

 「Go Go Tales」のDVDはイタリア盤しか出ていませんが、イタリアやフランスのDVDのリージョンは2で日本と一緒なのですが、映像の方式が日米などで使われている「NTSC」ではなくて「PAL」という方式なので、国内の普通のテレビでは見ることができません。ただし、パソコンだとこの映像方式に関係なく見れますので、パソコンのDVD再生ソフトでお楽しみ下さい(^^)


 尚、今回の画像は「New Rose Hotel」の1シーンの再現を試みたものです(※魔術子除く)。
 暇な方は3枚を合成して全身像を完成させてみてくださいっ!!

2009/08/13

School Days

今日から学校、楽しみだなぁー☆


ホラ、校舎が見えてきたよ。何だか怖そうだねー。


学園は、好奇心と冒険心を満たしてくれるワンダーランド!!


よく学び……


……よく遊べっ!!


さぁ、帰ろう。

今日のご飯は何かなー☆

2009/08/11

Miskatonic University

トゥルルル…
トゥルルル…

ガチャ、ピー

「こちらはミスカトニック女学園事務局です。校舎の修理が完了いたしましたので、明日から通常授業を開始いたします。お嬢様に宜しくお伝え下さい。」

ピー、

ツー、ツー、ツー



ん? 留守電だ。
誰からだろう。


…………………。


大変だ、魔術子!

meshboxのMiskatonic University R2バージョンが完成したんだって!!

いやー、最初のバージョンはドアも窓も開かなかったから誰も中に入れなかったんだよねー。入学式以来自宅待機ということになっていたけど、思ったより早く新校舎ができて良かった良かった。しかも今年になって入学手続きした人はバージョンアップも無料だそうだから嬉しいよねっ!!

というわけで明日から学校だよ。
急いで準備しなくちゃ。

魔術子、時間割はもって………あれ? どこ行った??




わー!! 違ーーーうっ!!

なんとなくそれっぽいけど、それ学生じゃなくてOLーーっ!!

大体、魔術子は付属小学校なんだから普通の格好でいいんだってば。




うんうん、そうそう。

なかなかいいじゃないっ!!

格好はもう、それでいいから、
持っていくもの、今のうちにカバンに入れておいたほうがいいよ。

忘れ物しないようにね。


………。


あ、あの、魔術子さん?




学校にあんまり変なもの持ってかないようにね……(^^;

2009/08/07

魔呪用品頁 Final.

*オカルトホラー『魔術子と悪魔の色鉛筆』より
(劇場未公開)

「恋運暦」最新号、本日(あたり)発売です!!
というわけでいつも通り、魔術子の部屋掲載画像の大きいバージョンをこちらに掲載させていただきます。今回は大きめのをアップしましたのでクリックで拡大表示します。

 今月の魔呪用品頁はオカルト・ホラー特集ということで、いつもとはちょっと違って、マイ・コレクションのDVDを掲載しています。

 ちなみに今回ピックアップしたのは「魔女(HAXAN)」「残酷!女刑罰史」「悪魔の儀式」「ウィッカーマン」「サスペリア」「ゴッド・アーミー/悪の天使」「ザ・クラフト」「エコエコアザラク R-page&B-page」の8本ですが、特に隠秘学的にオススメするのは「悪魔の儀式」と「ウィッカーマン」の2本です。

 「ウィッカーマン」(1973年)はケルトの古代宗教をテーマにしたペイガン・ムービーの傑作。クリストファー・リーの歌うケルト・ソングに惚れ惚れすること間違いなし☆
 ちなみにニコラス・ケイジ主演で同名のリメイク版が2006年に作られていますが、大きい声では言えませんが、そっちはつまんないですっ!!!!!(声大きいっての)

 ゾンビ・シリーズでお馴染みのジョージ・A・ロメロ監督の「悪魔の儀式」(原題:Season of the Witch)は現代ウィッチクラフト映画の傑作なんですが、あんまり知られていなそうで残念です。ホラー・ファン、B級映画ファンなどには評判悪かろうのも無理からぬことなんですが、魔女術の世界観や思想を著した教科書的映画として見れば、これ以上の作品にはお目にかかったことはありません!!

 さて、3年以上に亘ってお送りしてきた恋運暦の魔呪用品頁コーナーですが、実は今回が最終回なんですっ!! 従いまして、恋運暦版魔術子の部屋も残念ながら今回で終了です!!
 もし雑誌を見てこちらにアクセスしていただいた方がいらっしゃいましたら、今後は当ブログにて引き続き魔術子の部屋をお楽しみ下さいませ(_ _)

2009/08/06

フード・マジック


 先日、某魔術師宅の書棚で発見して存在を知った本『マジカルフードブック―食べ物の魔法事典』(日本ヴォーグ社)。

 何とこの本にはチョコレートや牛乳、パン、お米等々、ありとあらゆる食べ物の属する四大元素や惑星、魔術的由来などが記されているのだっ!! しかも著者は魔女・魔術業界ではお馴染みのスコット・カニンガム氏なので信頼もできるっ!! 1992年に出版された本なので17年前からあるということになりますが、全然知りませんでした…。

 というわけで、これは何とか入手したいと思って調べてみたら、新品は既に売っていないものの、中古本が数百円でいくらでも出回っている状況だったので大喜びで買いました☆ プレミア価格になってなくて良かった(^^)

 内容としてはまず食べ物と魔法についての簡単なガイドがあって、その後はタイトル通り食材ごとのマジカル事典になっています。これを読むと、コーヒーは火の属性だとか、バナナは風の属性だとか、コーヒーもバナナも惑星では火星に属するとか、水属性の食べ物は牛乳とかキャベツだとか、そういったことがバッチシわかっちゃいますっ!!

 ちなみにお皿は地、スプーンは水、ナイフやフォークは火、など、食器にも属性があるんですってよ♪ 勿論、この手の本には欠かせない、恋に効く食べものとか、金運アップの食べもの、といったレシピもしっかり載っています。

 こういうのを知ってしまうと、少しでも魔術に関わっているような方なら、食事の際、風は右に水は左に、といった具合に食材を祭壇型に配置したくなってしまうのも無理からぬことでしょう。
 それどころか、日常の食材を使って誰にも気付かれずに祭壇を作成し儀式を敢行!! 彼氏とレストランで食事中、相手に気付かれず目の前で復活愛の儀式を実行!! …なんてことも可能なのではないかぁーーっ!!??

 まぁ、それはともかく、基本的に自分が食べることで魔法の効果を発揮しますので、魔法のかけ過ぎ(食べ過ぎ)には注意致しましょう☆