2010/05/06

ネ申日央画



TSUTAYAの100円レンタルで「ナザレのイエス」を借りて見たのをきっかけに、「映画で見よう、聖書の世界!」ツアーを敢行いたしました☆ (^^)


旧約聖書から新約聖書まで、ユダヤ教、キリスト教の全容を映像で楽しく愉快に学ぼうというわけですっ!!(愉快ではないと思うよ)


そもそも「ナザレのイエス」は6時間オーバーの大作で、イエス・キリストの方はほぼこれで網羅しているので、私が次に取り組むべきは旧約聖書。旧約あっての新聖書ですから、このナザレのイエスをより楽しむためにも、旧約の理解は必至なのです!!


というわけで探してみたらしっかりあるではないですか、「天地創造」と「十戒」!! 天地創造は文字通り「神が七日間で世界を作った…」というアレですが、ちゃんとその七日間から映画はスタ-トします。世界の始まりですよ、奥さんッ!! こういう映画こそ最新のSFXを駆使して作ってみたら面白いんじゃあないでしょうか。


以下、メモ書き。



【天地創造】 1966年(175分)
監督:ジョン・ヒューストン

旧約聖書、創世記。

創世記の天地創造、アダムとイブ、失楽園、カインとアベル、ノアの方舟、バベルの塔、アブラハムの生涯、と順番通りに映像化されていて、アブラハムがイサクを生贄に捧げるところまでで終了です。

で、音楽がナント黛敏郎氏!! 「涅槃交響曲」とか高校生の時聞きまくりましたよーーっ!! 最初の天地創造シーンと現代音楽の組み合わせは大変素晴らしゅうございます。ノアの方舟ではちょっとユーモラスな感じ、後半は次第にまっとうな映画音楽風になっていって、その多才さとカッコヨサにしびれました☆ d( ̄◇ ̄)b グッ♪


それにしても、CGとかない時代によくこんなの撮りましたねー。
しかもノアの方舟の動物達可愛い過ぎ!



【十戒】 1957年(232分)
監督:セシル・B・デミル

旧約聖書、出エジプト記。
十戒を記した石版を持って立つシーンや、海を真っ二つにするシーンなどで有名なイスラエルのヒーロー、モーゼの生涯。エジプト人として育てられたモーゼが、イスラエルの民を率いてエジプトを脱出し、神から十戒を授かるというお話。杖を片手に奇蹟を起こすモーゼは魔術師目線で見てもやはりカコイイ!!


まぁ、製作された時代が時代だけに背景が明らかに写真だーとか気になっちゃうところもないではないんですが、一方でCG使わない、大規模なセットと人海戦術での実写ならではの迫力は圧巻ですっ!!



【ナザレのイエス】〈完全版〉 1977年(371分)
監督:フランコ・ゼフィレッリ

新訳聖書、マリアの受胎からイエスの復活まで。
六時間!! まっ、私の場合1週間かけて見ましたが…… m(-_-)m


監督は「ロミオとジュリエット」のフランコ・ゼフィレッリ! 音楽は「アラビアのロレンス」のモーリス・ジャール! ということで申し分ないんですが、先の2作より新しい映画ながら、所謂リマスタリング系の処理があまり施されていないため、一番古臭く感じてしまうかも!! でもイエス、カコいいっ!!


イエスの悪魔祓い、「リーブ、ヒーム!!」 ……惚れます♪(* ̄∇ ̄*)
どちらかというとモーゼ派の私でしたが、本作を見ると少し考えを改めざるを得ません。
……信仰心は、役者によって左右され得るということをっ!!!!!!(グォオオオオ)





というわけで、全部続けて観るとおよそ13時間……。
最後がちょっと物足りないという方は、キリストの最後の一日部分を超絶リアルに描いた「パッション」(監督:メル・ギブソン)を更に加えれば完璧です☆


一気に観れば感慨もまたひとしおかと思いますので是非お試しくださいっ!!
\(^^)/(←2週間位かけて観た人)





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