2009/10/30

クローンの夜明け

 さぁ、今日もiCloneで遊ぶぞー☆

 しかし勉強中とは言え、こう毎日毎日プリセットキャラのJANAばっかりというのもつまんないよなー。他のキャラは変なのバッカリだし、テクスチャとか弄ってみてもどうもあんまり変わらないし……。


*iClone4のデフォ子ことJANAちゃん☆


 しかもこの背景に使ってるフリービーのショーウィンドウ、小っちゃ過ぎてアングルも変えれんちゅーにっ!!(涙)

*低予算映画撮影の実態


 まぁ、もう少ししたら、ユーザー登録で貰ったポイントで看護婦さんかウェイトレスさんでも連れて来るか……

 ……などと思っていたら、コンテンツ・ストアに「G4 Human Heads Realistic Female」キタァーーーーーーーッッッ!!!! G4用リアル女性顔っ!! これはまさに今最も欲していたのもではないのかっ!? しかし、しかし、しかし…………

 あんまり可愛くにゃいっ!!!!!!!

 おまけに「白人、アフリカン、アジアン…」とか書いてあるけど、どれがアジアンか全くわかんにゃいっ!!!!!!!

 うーむ、しかしReallusion自身がiClone4の発売一ヶ月後に満を持して発表したのだし、この微妙なプロモ画像だけでは計り知れない"エッジ"があるのやも知れないし、どうしようかな~。

 ……でも、これ顔だけだから、当然服とか今のままだよねー。何しろiCloneのプリセット服は奇抜なのばっかりで、もっとこう、記号的なシンプルな服がいいんだけど、唯一そう言えるのはJANAが着てるジーンズとランニングシャツのセットぐらいなんだよなぁ。

 もうジーンズとシャツの色違いばっかり作るの疲れたよ、ママン。赤やブルーにカーキにオレンジ、……ユニクロかっちゅーねん!!

*これぞUNIQLOならぬ、UNiCLONE!!

 じゃーここらで一発、フェイスとクロスのコンボ行っちゃいますか!? あー、でも一緒に発売された「jam Band Theme Pack」も興味あるんだよねー。これは日本語版iCloneにバンドルされたアニメ風キャラで、これはこれでどんなもんか見てみたいというか弄ってみたい!!
 
 もうこの際だから、ヘッドとクロスとjamキャラと、あとついでに街のセットとかも買って一気に揃えちまうかぁっ!!!!! いくぞ、ごるぁーーーーーーーっ ……て、ちょっと待った待った待った待ったぁーーーー!!!!

 『落・ち・着・く・ん・だ・っ !!!』

 ふー、どうもDAZの24時間セールとかに慣らされてるせいか、ついつい慌てて買ってしまうクセがついているようだ。一辺に揃えてもどうせ時間ないんだからそんなに遊べないでしょっ!! とりあえずキャラ作りやらないと先に進まないから、服とかも後でいいよ!!

 じゃぁ、そういうことでとりあえずリアルフェイスをポチッとな♪
 
 うーん、でもやっぱりせっかく新キャラ来るのにジーンズはないよなー。ドレスとか着せたいし、やっぱしクローンクロスも行っとくか!? ついでだからjamキャラも……

 (以下、無限ループ)



 ……ふぅー、ようやく無限ループを脱してG4リアルフェイスとG3クローンクロスを入手したぜ。
 
 さぁ、見せてもらおうか、君達の実力とやらをっ!!

 しかしこれ、テクスチャもさすがに解像度高いんだろうなと思ったら、今までと同じ1024×1024じゃないか!!(ちなみにVictoria4とかAiko4だと4000×4000あたりが主流)
 まー、ハイレゾリューションとハイクォリティーは確かに違うけれども、小さくするのは簡単なんだから、大っきいの入れといてくれればいいじゃんっ!!

 そんなこんなで早速、魔術子の共演女優オーディションを開始するぜ!!


Entry No.1:アンヌ・マリー・フォーチュン(24)
国際的に高い評価を得る演技派女優。
「涙の女王」とも呼ばれ、共演した男優は誰もが彼女に恋をするという…。
代表作『黄金の夜明け(92'英)』


 おおっ、なかなかいいんじゃない!? 訴えかけるような表情がグッとくるぜっ!! 魔術に手を出したことがきっかけで家庭が崩壊し、精神が少しづつ異常になっていく……。そんな難しい役柄でもバッチシこなせそうだぜっ!! ……もっとも、そんな難しい映画を私が撮れるはずもないがなっ!!(エッヘン)
 


Entry No.2:マーガレット・マルガリータ・マルゲリッチ(22)
コメディからアクションまで多彩にこなすマルチタレント。
代表作『カンフー・アナコンダ(08'米)』


 あっ、あなた見たことがありますよ。確かiCloneのダイナミックヘアかなんかのプロモーション画像に出演してたでしょ!! まー、良いんだけどやっぱりどうしてもみんな外国人になっちゃうよね。金髪のせいかもしれないから、ちょっと黒髪の子も見てみたいなー。



Entry No.3:ソフィー・ヌルポー(32)
フランス人と日本人の間に生まれた個性派女優。
代表作『ソフィーヌルポーの"三国志"(00'日仏)』


 おおお、もしかしてこれが"アジアン"なのかな!? 頑張れば東洋系に見えなくもない……か。うん、根拠は無いが、貴女は我が愛しのアーシアちゃんとソフィー・マルソーの遺伝子を確実に受け継いでいるっ!! …ということで、今のところ彼女が一押しかな? 

 さー、それじゃあ彼女たちに出演してもらって、練習に何か小芝居でも作ってみるかっ!! さー、それじゃあみなさ…… ん? まだ誰かいるの??



Entry No.4:リサ・ジョーンズ(20)
オハイオの大学に通う現役大学生コスプレイヤー。
将来の夢「日本のKOMIKE行きたいデスっ!!」


 (あれ、オレいつのまにjamキャラ買ってたんだろ……。無意識がカートのボタンを押させたんだな、きっと……)

 ……ていうか、勝手にjamキャラの服着るなぁーーっ!! それはあとで可愛いアニメ顔の女の子に着せて遊ぶんだぁーーっ!!!!(絶叫)

 それにしても、jamキャラは仕様が特殊みたいなことが書いてあったと思ったんだけど、とりあえず服の着せ替えとかは大丈夫みたいだね☆ テクスチャの質感調整が激しく必要だけれども……。



 よーし、お楽しみはこれからだっ!!



*あなたもiCloneで女優を目指してみませんかっ!!
(提供:魔術堂クローンアカデミー)

2009/10/26

柴田景子展 pandora

魔術堂にてお世話になっております、柴田景子さんの個展が今日から始まりましたっ!!

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柴田景子展 pandora
2009年10月26日(月)-10月31日(土)
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会場:ヴァニラ画廊 Vanilla Gallery

魔女のささやきが聞こえてくる満月の夜。
エロティックなドレス、仮面をつけた少女の踊り。
身を守るために、魔除けのマントを着ている女。
無垢な天使が開く禁断の世界。
仮面・衣装デザイナー 柴田景子は、フランスの写真家、イリナ・イオネスコに作品を提供したことで知られるアーティストである。
実写判「コスチューム・タロット」の作者で他者や自己の内面を物語る世界観を創り続ける。深く、豊かで、繊細な仮面と衣装を数多展示。

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柴田景子■プロフィール
仮面作家・衣装デザイナー
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1990 テキスタイル 企画を経て舞台衣装を制作。
"銀幕遊學◎レプリカント " パフォ-ミングア-ト集団~大阪、東京 LA公演など 88年~99年10年間衣装を担当。
TVやライヴ など主にミュ-ジシャン、サ-カスの衣装デサイン(ボリショイサ-カス劇場 出演:デュオバンブカ 公演作品)
東京新国立劇場 ダンス公演のコスチュ-ムや仮面製作コラボレ-ション多数手掛ける。
1995~1997年の2年間 フランス Paris, Lyonに滞在、11カ国旅して舞台衣装を研究。
2005年 実写版 "THE COSTUME TAROT" タロットカ-ド出版/ア-トディレクタ-。
2007年 KEIKO SHIBATA & GRYPHON コラボ /マスクシルバ-ブランドを展開。
ロスアンジェルス グル-プ展参加 仮面出展。
VOGUE JAPAN, BAZZAR誌、アパレルSLY カタログ誌に仮面提供掲載。
ファッションデザイナ-とは違った発想による アートコステューム、マスク、ヘッドドレスを創り続けている。



 ……と、いうわけで、今回は柴田さんの仮面画像を使ったハメコミ合成に挑戦してみましたよ☆

*仮面デザイン柴田景子
(画像はハメコミ合成です)

両仮面ともに魔術堂にてリアルに販売中!!

2009/10/21

あの男が、やって来た……!?

 有名3DサイトRederosityでフランケンシュタインの怪物を無料で配っていたので頂戴してきました。

*LukeA氏作 Frankenstein

 まもなくハロウィンということで、このシーズンは各所でこの手のホラー素材がサービス配布されていて大変ありがたいことです。しかも単体フィギュアかと思ったら、なんとMichael4用のキャラセットではないですか!! 素晴らしい!!
 
 つまりMichael4を変形させて肌テクスチャを書き換えるキットなので、変形は使わずテクスチャだけ使ったり、逆に変形だけ使ったりと、フランケン・キャラに限らずいろいろ遊びがいがあるというわけです。

 ちなみに、本来フランケンシュタインとは人間の死体を集めて怪物を作った科学者の名前なので(怪物は名前なし)、フランケンシュタインと名づけられたこのセットには肝心のその人自身が含まれていないことになってしまいます。

 と、ここで話し変わって、今回太っ腹にも怪物が誕生したと思しき研究室までセットになっているんですが、この時、私の脳裏には先日採り上げたミスカトニック医大のまだ紹介していないもう一つの重要施設、オペルームのことが思い出されました。
 
*ミスカトニック医大 公開オペルーム

 手術代を取り囲むように高い位置からその様子を見ることができる、医学生用の学習施設。手術するにはあまりにも不衛生な感じなので、むしろ足ツボ健康法などを学ぶ施設なのかもしれませんが、まぁ、不衛生はホラー的には必須の要素なのでコレで良いのでしょう……。
 
 かくして、創造主の不在、怪物とミスカトニック医大、傷だらけの皮膚と病院、縫合痕と手術台……といったキーワードがめまぐるしく交錯した結果、未だかつて誰も見たことのないような全く新しいキャラクターを考え付いてしまいましたっ!!

 ………。

 それはっ!!!


 バーーーーンッ!!!
 彼こそが天才外科医、BJ(ビージェー)だぁぁーーーーっ!!!
(おもいっきり見たことも聞いたこともあるキャラだっちゅーに!!)

 リボンタイが見つからなかったのが残念……。
 それにしても最近はコスプレ写真とかに慣れ親しんでいるせいか、実写風味でもあんまり違和感を感じませんね☆

 なんだかどんどん魔術と関係ない方向に進んでしまっている気もしますが、まぁ、まじゅちゅもしゅじゅちゅもじゅつのうち(三回早口で言ってみよう!)というか、フランケンシュタインのお話もある意味ネクロマンシーの一種かな? ということで。。。



《Click DE Zoom !!》

2009/10/19

3Dポストワーク


 iCloneはビデオファイルを取込めるのも勿論楽しいのですが、普通の画像ファイルも簡単にドラッグして使えるのがとっても便利!! 何もない所にドラッグすればバックグラウンドに、フィギュアにドラッグすればテクスチャに、Ctrlキーを押しながらドラッグすると自動的に一枚板のプロップとして取込まれるのだ!!

 というわけで、上の画像はDAZ StudioでレンダリングしたjpgファイルをiCloneで加工してみたものです。

 元の画像はこれ。


 この画像をiCloneのステージに置いてパ-ティクルの炎を燃やして煙を炊いてみました。


 おぉ、燃えてるぜっ!!

 こういうのは従来だとフォトショップの炎ブラシかなんか使ってやるところですが、あれも何だかんだでレイヤー重ねて炎らしくするというのが結構面倒くさいんです!! 私も一度チュートリアルに従ってフォトショップでそれはそれは見事な炎をこさえましたが、結局一回も使ってません。もうやり方忘れたしねっ!!(エッヘン)

 これだと燃やしながら「ここだぁーッ!!」というタイミングでストップ押してレンダリングすれば良いので楽チンです。まぁ、実際スロットマシン状態でなかなか思った通りには止まらないんですけどね……。

 ちなみに透過情報付きのPNGファイルなら勿論背景透明のまま読み込めるので、これまた静止画合成には便利です。動画でも、動かさなくても良いような背景キャラとかはこれで簡単に読み込めるのでこれまた便利~☆

 というわけで魔術子の赤ずきん画像をiCloneの水辺に置いてみました。
 

 影も落ちるし水にもちゃんと映るし、お手軽に絵本や漫画みたいな連続した静止画撮るにはこの方式が一番スピーディーかも!?

 ……なーんてことを言っていると、いいかげんiCloneのフィギュア達が怒り出しそうなので、そろそろ可愛い(!?)iCloneキャラにも手を出してみようかな?

 

2009/10/17

グリムへの道


 iCloneで夢中になって遊んでいたら、困ったことが……。
 
 DAZ StudioでiCloneのショートカットやマウス操作をしてしまうっ!!
 iCloneときたら、フィギュア操作で良く使うショートカットをCtrl+Qなぞに割り当てやがって、DAZ Studio終了しちゃうじゃないか、コラァーーーッ!!

 それはさておき、今回はiClone4の新機能、パス・アニメーションの機能を使って人形遊びの神髄に迫りたいと思います。(大嘘)

 パス・アニメーションはフィギュアが動く軌道を簡単にコントロールすることができるスグレモノ。iClone3でもキャラクターに「前に歩く」というコマンドを指定して目的地を指定すれば勝手にそこまで移動してくれるという便利な機能がありましたが、iClone4では途中で曲がったりUターンしたりグルグル回ったりと、自分の思い通りの道筋を予め書いておけば、フィギュアがその通りに移動してくれるのだっ!!

 パスは独立しているのでいろんなフィギュアで共有したり、コピーして一体分だけずらしたりもできるので、この機能を使えば卒業式の卒業証書授与シーンなどを最初から最後までバッチリ再現できてしまいますよっ!!(再現する必要なし)


 例えば上の画像はドラゴンを取り囲むように配置されたパスですが、パスをドラゴンとリンクさせればドラゴンと一緒にパスも動くので、空を飛び回るドラゴンの周りを戦闘機が急速旋回しながら追撃するド迫力のシーンなども、パスなしでは考えられない簡単さで撮影できる……はずっ!!

 というわけで、早速ドラゴン村の上空にパスを張って、魔女の宅急便ごっこをすることに☆
 村の上空に適当にパスを描いたら、進行方向にパスを指定するだけ。上空からの村の景色を堪能するぜっ!! 


 ……え!?

 魔術子もやってみたいって!?

 しかたないなー。


 それじゃー、特別にクローン魔術子を飛行機に載せてあげよう。飛行機フィギュアは元々プリセットされていないものの、"飛行機のダミー"というプロップが入っていて、これに入っている「前に進む」コマンドを実行すると人体フィギュアの移動よりずっと速く移動するようになっているのだ。

 これはつまり、モーションは用意しておくから、フィギュアは自分で用意してね(買ってネ♪)というわけですね。く、ぉ、の、商売上手めがぁーーーッ!!!

 と、そんなこんなでしばし魔術子と空の散歩を楽しんでいたら、魔術子がハイポリのせいもあってか、残念ながらiCloneがフリーズしてしまいました。……プロジェクト保存してなかったけど、まぁ、魔術子も大分楽しんだようだし、いいか。

 レンダリングもムービーもなし、誰に見せるわけでもなく、ただその場のひと時を愛する人形達と楽しく過ごす……。これこそが人形遊びの真骨頂だぁーーーーーッ!!!(何故か涙が…)

 気を取り直して、このパス機能でやりたかった本命、魔術効果のエフェクトに挑戦!!
 パスを使えば、五芒星形を描く炎や、天上から落ちてくる黄金の光、アーシングのエネルギーの流れ、といったものを作るのが一気にやりやすくなるはず。


 とりあえず今回は練習なので、適当にフィギュアの周りをぐるぐる回る光を作って遊んでみました。前回入手したpopVideo Converterを使って魔術子のカバラ十字動画を読み込み、足元に魔法円っぽくビデオ・エフェクトを貼り付け、プリセットのパスの一つを呼び出して魔術子ムービーの周りに配置、と、もはやiCloneのアクター不在のビデオ合成ソフト状態(^^)

 iCloneのパーティクルというエフェクト・プリセットから炎の玉みたいのを呼び出してパスを指定。パーティクルには進むコマンドみたいのがないのでどうやって動かすのか暫く悩んでしまいましたが、単純にタイムラインを移動して目的地ポイントを指定すれば良いのですね。当たり前のことなのに、iCloneの便利すぎる機能のせいで思わず忘れてしまいます……。



 うん、まだ動きを自在にコントロールするには程遠いけど、これはじっくり取り組み甲斐があるぜっ!! 何と言っても、後からビデオ編集ソフトでパーティクル合成するのと違って、シーンを再現しながらその場で試行錯誤できるというのは良いですね。これでカッコイイ魔術バトルシーンを作るぜッ!!

 あれ? 魔術子?

 なんだか、変なもの呼び出しちゃったみたいだよ……。


 それにしても魔術子の格好、さっきから何か気になるんだけど、何だったっけ。

 ……ああっ!! 赤ずきんだよっ!!
 
 丁度昨日、諸星大二郎の赤ずきん読んだせいもあるけど、フードが頭巾に見えるんだね。折角だし、全部赤くしてグリムごっこしてみるかっ!!

 (そして冒頭の画像へと続くのであった……)

2009/10/10

DAZ Studio + iClone4 Pro + ???


 3Dムービー簡単作成ソフト、iCloneの新バージョンiClone4 Proが来ましたよっ!!

 DAZ Studioと組み合わせて使うのを目的としている私としては、今回非常に期待しているのが透過ムービーの読み込み機能。元々iCloneを入手したのにはビデオソフトの合成機能を使ってDAZ StudioのキャラクターとiCloneの背景を合成しようという目論見があったわけですが、このバージョンアップによってそれが非常に簡単に行えるようになった……はずなのだっ!!
 
 というわけで早速ビデオ、……を、あれ?

 えーと、……もしかしてもしかしてもしかして、透過ビデオは別売りの「popVideo Converter」というソフトを買わないと自作のものを使えない…? マジ!? 99ドルぅーーーー!!
 
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 『popVideo Converterは一般的なビデオファイルを透過情報を保持したビデオファイルpopVideoフォーマットに変換することができます。(中略)  ……尚、現在popVideo形式に対応したソフトウェアはiClone4です。』
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 ……てちょっと!! これはまさしく、3DXchangeのビデオ版じゃないかぁーーーーっ!!
 く、ぉ、の、商売上手っ!! くそー、99ドルって、iClone本体の半分の値段じゃないか(^^;)
 まぁ、ちょっとくやしいが、同じ商売人として、敵ながらアッパレと言わざるを得ないぜっ!!(敵じゃないけど)

 というわけでポチッと注文☆

 では早速、やってみるぜッ!!

 とりあえず私が期待している通りのことが本当にできるのかを試すため、何か適当に動画を作ってiCloneに持っていってみることにします。


 まずDAZ Studioでキャラクターを呼び出して適当なアニメーションを作ります。今回は魔術子とラヴクラフトが会話している10秒くらいのシーンを適当にでっちあげました。
 出来上がったらムービーをPNGファイルの連番で書き出します。ここでAVIで書き出してしまうと、後でクロマキー抽出(背景とキャラクタを分ける)作業をしなきゃいけないので面倒なのだ。


 次にpopVideo Converterを立ち上げ、書き出した連番PNGファイルを全て読み込みます。普通の動画の場合、クロマキー抽出ためのマスク情報をさらに読み込まなければなりません(このソフトではできないので対応したビデオ編集ソフトが必要)が、PNGファイルには既にマスク情報が含まれているので今回のケースでは必要ありません。


 画面の白い所が映像として表示される部分、黒い所はマスキングされて透明表示される部分です。
 ……それにしてもこのソフト、本当に変換以外何もできることがないじゃぁーないか!! 解像度を指定して、ただひたすらConvertボタンを押すのみっ!! 

 そして、コンバートが終わったら出来上がったpopVideoファイルをiCloneの画面内に読み込みます。緊張の一瞬!!


 おおぉー、ちゃんと読み込まれたよー☆ これは動画ファイルなのでiCloneの再生ボタンを押せば背景透明のままちゃんと動きます。しかもiCloneの画面全体に貼りつくわけではないのでフィギュアと同様に自由に移動回転縮小できちゃいますっ!!


 ちょっと斜めにしてみるとハリボテ状態なのが良くわかります。ビデオファイルなのにキャラクターに影が落ちてるなんてっ!! 凄いよ、iClone!!(感動) こうなるんだったら全身写しときゃよかった……。


 さぁ、後はこのビデオキャラクターに合わせてiClone側のシーン作りです。大道具、小道具、照明、特殊効果などiCloneスタッフ総出で撮影準備にとりかかります。とりあえず今回は実験なので適当に何か動かして魔術子たちと絡ませます。いでよ、ドラゴンッ!!


 うーん、かっこいいなぁー☆ 右下にちゃんと魔術子たちも映っているのだ!! これは楽しい☆ 楽しすぎるっ☆ はい、それじゃードラゴンさん、あそこに突っ込んじゃって下さい。

 アクションッ!!!!


 グオオオオオオオッ!!!

 ……てな感じで、これはまさに背景フルCG、全編ブルーバック撮影の実写映画とかと同じことが出来てしまうではないですか!! 何しろビデオもプロップの一つなので、キャラの周りをドラゴンがグルグル回ったり、頭から丸々呑み込んじゃったりも可能です。

 まぁ、特にDAZフィギュアやPoserフィギュアを使いたいわけでなければiCloneのフィギュアを使えば良いのであって別にこんなことする必要はないわけですが、とりあえずビデオにさえ出来れば3Dフィギュアに限らず何でもかんでもiCloneの中に持ってこれるというのはなかなか楽しいと思います。

 というわけで、結論は……

 popVideo Converter、買って悔いなし、お金無しッ!!!!!


*ムービーは別のシーンでも使いまわせるぞっ!!


 

2009/10/06

School Of Medicine

《click to zoom》

 ミスカトニック大学、学内紹介シリーズ、第3弾はPeeslee School Of Medicine。……ということで、医学部ですよ奥さんっ!! キャーッ!!(何?

 ちなみにPeesleeって何だろうと思って調べても、このフィギュアのこと以外1件たりともでてきません。多分Peasleeと言いたかったんだと思います。こっちだとたくさんでてきますので。でも、Peasleeの方も結局何のことかわかりません!!

 このシリーズの製作者さん(meshbox)は最初、MiskatonicもMiskatonikと言っていて、わざとやってるのかなと思っていたらいつまにかこっそりMiskatonicに修正されていたという前科があるので、今回もあまり突っ込まずにおくことにします……。

 最初の画像はメインとなる教室での1コマですが、この教室、劇場型とでも言うんでしょうか、映画館のように後ろに行くほど高くなっていく2フロアぶち抜きタイプです。アメリカ映画だとこういう形の大学を良く見るので、向こうではこれが一般的なんでしょうか。ひょっとしたら日本もそうかもしれませんが、大学行ってないんで良くわかりません!!

 というわけで、かなりの大人数を収容可能です。


 この、教師を見下すようなポジションがなんともいえません。でも、かえってこの方が居眠りしてるのとか見つけやすいのかも!?

 にしても、相変わらず壁床5方向とも一体化しているので例によって撮影が困難です。壁際にカメラ置いてズーム調整でやり繰りしないといけないのでアングルが限られますが、まぁ、それも現実の映画撮影でのロケ撮影だと思えばむしろ撮影監督気分でやりがいがあるというものですよっ!! しかもR2になる前は屋根もドアも机も何もかもが一体化していたので、それに比べれば雲泥の差です。

 そして、この風景を見れば、教室を可愛い生徒達でいっぱいにしたい!!と思うのも至極当然のことでしょう。というわけで、可愛い生徒さん達、おいでませっ!!
 

 今回はAiko3を使おうということで、既存のマイキャラをベースに髪型だけ変えたのとか、なんかダイヤル一つだけ適当に動かしたのとか(笑)、やっつけ作業にてとりあえず15人分の人体を用意しました。この15人セットを3回くらい読み込めば教室いっぱいにできることでしょう。

 が、しかし、まだまだポーズ付けやら小道具(教科書とか)とか、授業のためにやるべきことはたくさんあるのだっ!!

 ……というわけで、この続きはまたいずれ☆