3Dムービー簡単作成ソフト、iCloneの新バージョンiClone4 Proが来ましたよっ!!
DAZ Studioと組み合わせて使うのを目的としている私としては、今回非常に期待しているのが透過ムービーの読み込み機能。元々iCloneを入手したのにはビデオソフトの合成機能を使ってDAZ StudioのキャラクターとiCloneの背景を合成しようという目論見があったわけですが、このバージョンアップによってそれが非常に簡単に行えるようになった……はずなのだっ!!
というわけで早速ビデオ、……を、あれ?
えーと、……もしかしてもしかしてもしかして、透過ビデオは別売りの「popVideo Converter」というソフトを買わないと自作のものを使えない…? マジ!? 99ドルぅーーーー!!
---------------------------------------------------------
『popVideo Converterは一般的なビデオファイルを透過情報を保持したビデオファイルpopVideoフォーマットに変換することができます。(中略) ……尚、現在popVideo形式に対応したソフトウェアはiClone4です。』
--------------------------------------------------------
……てちょっと!! これはまさしく、3DXchangeのビデオ版じゃないかぁーーーーっ!!
く、ぉ、の、商売上手っ!! くそー、99ドルって、iClone本体の半分の値段じゃないか(^^;)
まぁ、ちょっとくやしいが、同じ商売人として、敵ながらアッパレと言わざるを得ないぜっ!!(敵じゃないけど)
というわけでポチッと注文☆
では早速、やってみるぜッ!!
とりあえず私が期待している通りのことが本当にできるのかを試すため、何か適当に動画を作ってiCloneに持っていってみることにします。
まずDAZ Studioでキャラクターを呼び出して適当なアニメーションを作ります。今回は魔術子とラヴクラフトが会話している10秒くらいのシーンを適当にでっちあげました。
出来上がったらムービーをPNGファイルの連番で書き出します。ここでAVIで書き出してしまうと、後でクロマキー抽出(背景とキャラクタを分ける)作業をしなきゃいけないので面倒なのだ。
次にpopVideo Converterを立ち上げ、書き出した連番PNGファイルを全て読み込みます。普通の動画の場合、クロマキー抽出ためのマスク情報をさらに読み込まなければなりません(このソフトではできないので対応したビデオ編集ソフトが必要)が、PNGファイルには既にマスク情報が含まれているので今回のケースでは必要ありません。
画面の白い所が映像として表示される部分、黒い所はマスキングされて透明表示される部分です。
……それにしてもこのソフト、本当に変換以外何もできることがないじゃぁーないか!! 解像度を指定して、ただひたすらConvertボタンを押すのみっ!!
そして、コンバートが終わったら出来上がったpopVideoファイルをiCloneの画面内に読み込みます。緊張の一瞬!!
おおぉー、ちゃんと読み込まれたよー☆ これは動画ファイルなのでiCloneの再生ボタンを押せば背景透明のままちゃんと動きます。しかもiCloneの画面全体に貼りつくわけではないのでフィギュアと同様に自由に移動回転縮小できちゃいますっ!!
ちょっと斜めにしてみるとハリボテ状態なのが良くわかります。ビデオファイルなのにキャラクターに影が落ちてるなんてっ!! 凄いよ、iClone!!(感動) こうなるんだったら全身写しときゃよかった……。
さぁ、後はこのビデオキャラクターに合わせてiClone側のシーン作りです。大道具、小道具、照明、特殊効果などiCloneスタッフ総出で撮影準備にとりかかります。とりあえず今回は実験なので適当に何か動かして魔術子たちと絡ませます。いでよ、ドラゴンッ!!
うーん、かっこいいなぁー☆ 右下にちゃんと魔術子たちも映っているのだ!! これは楽しい☆ 楽しすぎるっ☆ はい、それじゃードラゴンさん、あそこに突っ込んじゃって下さい。
アクションッ!!!!
グオオオオオオオッ!!!
……てな感じで、これはまさに背景フルCG、全編ブルーバック撮影の実写映画とかと同じことが出来てしまうではないですか!! 何しろビデオもプロップの一つなので、キャラの周りをドラゴンがグルグル回ったり、頭から丸々呑み込んじゃったりも可能です。
まぁ、特にDAZフィギュアやPoserフィギュアを使いたいわけでなければiCloneのフィギュアを使えば良いのであって別にこんなことする必要はないわけですが、とりあえずビデオにさえ出来れば3Dフィギュアに限らず何でもかんでもiCloneの中に持ってこれるというのはなかなか楽しいと思います。
というわけで、結論は……
popVideo Converter、買って悔いなし、お金無しッ!!!!!
はじめましてm(__)m
返信削除iClone4で検索した所、こちらに辿り付きました。
貴重な情報ありがとう御座います^^
公式サイトのblogを見ながらモンモンとしておりました。
既にiClone4発売してるんですね~
日本語版が出たら購入しようと思っています。
Google3Dギャラリーから読み込んだオブジェクトを
ボーンに組み込む事は可能なんでしょうか?
3Dソフトも敷居が低くなってきて嬉しい限りです。
また、記事読ませて貰います^^
作品出来ましたら是非公開しちゃって下さい!
popVideo Converterの存在は知りませんでした。情報ありがとうごいざいました。
返信削除iClone 3/4のユーザー割引でpopVideo Converter付きのWidgetCast Proが$149.97でしたのでそちらを購入しました。
例によってelement 5はレビューに時間がかかるのでまだダウンロードはできていませんが(笑
>kumaさん
返信削除こんにちは~☆
Google3Dのデータ使えますよ! 開発元のチュートリアルもGoogle3Dのデータ使ってやってますし、むしろメーカー的にはそこを推したいんじゃないでしょうか(^^)
はい、何かできたら公開しますのでどうぞ宜しくお願い致します(_ _)
>T2さん
いらっしゃいませ!
私もセットの方買いましたよー☆ T2様もあの絶妙な価格設定にしてやられましたね!?
で、結局WidgetCast Proって、何のソフトなんでしょうか?(笑)
有意義な情報は滅多にないブログですが、どうぞまたお越しくださいませ~☆
初めまして。峪えいじと申します。
返信削除魔術師の部屋さんの記事を見させていただきまして、「もしかして、popVideoConverterなしでも似たような事ができるかも?」と思い、popvideoConverterなしで動画をicloneに入れるたくらみをしてみました。
結論から言うと、自分が設定した条件が悪すぎるのか、動画には問題ありすぎなのですが、とてもよいきっかけとなりました。ありがとうございます。
>峪えいじさん
返信削除こんにちはー☆
いやいやいや、私の記事が何かしらのお役に立ったのであれば大変嬉しく思います。こちらこそコメントありがとうございました(^^)